【あらすじ】
何をやっても冴えない少年が、ひょんなことから再会した幼馴染みの少女に生まれて初めて淡い恋を抱く姿を瑞々しく描いたロマンティック・コメディ。監督はこれまで脚本家、製作者として活躍し本作が監督デビューのマーク・レヴィン。
出演は『ザスーラ』のジョシュ・ハッチャーソンと本作で映画デビューのチャーリー・レイ。【ストーリー】ニューヨーク、マンハッタン。何をやってもイマイチな10歳の小学生ゲイブ。家庭でも、両親が離婚を間近に控えていて、気分は晴れない。
そんなある日、通い始めた空手教室で、幼稚園で一緒だった少女ローズマリーと久しぶりに再会する。練習で彼女にこてんぱんに負かされたゲイブだったが、それ以来、彼はこれまで気にかけることのなかった彼女を意識し始める。
そして、彼女と会うたびに、今まで感じたことのない不思議な感覚に胸を締めつけられるようになっていくのだったが…。
初めて人を好きになる感覚
10歳の子供たちのラブストーリーだけど、これはもう永遠のテーマだよね。
この気持ちを忘れてはいけないと思った。
女の子はただの普通の存在だった。
でもある日からその男女間には「壁」が入る。
「意識をする」ということ。
それ以来すべてが変わる。
ただの友が、普通だったのに?いつもの日常だったのに?特別な存在に変わる日。
たとえ幼稚園から一緒だったとしても、ふとした瞬間にすてきな女性になるのだ。
10歳でも大人と一緒
この映画は愛の形を考えるものです。
主人公の両親は離婚寸前。
主人公はそのことから女を「気味悪い存在」ととらえていた。
自分はスポーツマンであるから、女は生活につけいるスキがないと豪語してたのですが、
結局彼女のことしか考えられなくなるんですけどね。
けがをした痛みも、街を走り回った疲れも、全部無意味だった。
いつも頭の中に彼女の影が。笑顔が。言葉が。
恋は人を変える。
ちなみに、主人公は自分は彼女に出会うまでは何もかも順調だったと語っている。えらそうに。
もうどんぴしゃ、男のだれもが通る道だわ。 ゆとり社会人にもグッとくるね。。。
さて話は戻って、
映画後半、電話で女の子と話していくうちに、勝手に悪い想像をして、勝手に嫉妬して彼女を怒らせてしまうところ。
わかる。わかる。あれは胸が痛むよね。
嫉妬は怖い。
でもすきだから「シット」するんだよね?
お父さんと相談したとき、
結局「ごまかしのないように」「全部伝える」ことが大事だと2人で話し合っていた。
身近な経験者は語るのだ。
少年少女は最後ハッピーエンドじゃなかったかもしれないけど、
とても素敵な小さな恋のものがたり。
全てはここから始まるからだ。がんばれワカゾー。
作中のプチっと名言
『今ならクサイラブソングの意味が分かる』
『“また明日”よりいい言葉は辞書にはないね』