アニメ映画「モーレツ大人帝国の逆襲」クレヨンしんちゃんは偉大な心揺さぶりメディア

【あらすじ】


昔懐かしいテレビ番組や映画、暮らし等が再現された「20世紀博」というテーマパークが日本各地で開催されていた。

毎日付き合わされていい加減辟易しているしんのすけら子供達を尻目に、ひろしやみさえら大人達は、懐かしさに触れて20世紀博を満喫する。

街中でも昔の自動車やレコード、白黒テレビといった古いものが売れるようになり、帰宅しても大人達は昔の懐かしい特撮番組やアニメ番組に取り憑かれたかのように夢中になる。
ある晩、テレビで『20世紀博』から「明日、お迎えにあがります」という放送があり、これを見た大人達は突然人が変わったようになり、すぐさま眠りについてしまった。

翌朝、町中の大人達に異変が起こっていた。
大人達は家事や仕事も忘れて遊びほうけ、子供達を無視していたのだ。
しんのすけは困惑しながらも幼稚園に行くが、よしなが先生を初めとする幼稚園の先生たちも様子がおかしくなっており、しかも先生達はしんのすけの事を忘れてしまっていた。
すると、街中に沢山のオート三輪(ダイハツ・ミゼット、ダイハツ・CO型)が「証城寺の狸囃子」の曲を流しながら現れた。


ノスタルジックな作品

モーレツ大人帝国の逆襲。
ひろしが靴下の臭~い匂いで我に帰らされるシーン。
私も実家に帰るとき、家にはいるとき、懐かしい感覚がうかびます。
他にもたとえば、
突如、おさなじみの家でスーパーファミコンをしてる姿がうかぶこともあります
あっ、、、、この匂い、あのときの‥
そう五感の中でも嗅覚は記憶を呼び起こしやすく、紐付きやすいらしい
作中の登場人物のおじさんも言ってましたね。(イエスタデイワンスモアでしたっけ)
懐古が悪いけではなく、勝手に脳が記憶を呼び戻そうとするのだ。
昭和に戻そうとしたイエスタデイワンスモアたちも、ずっとあの頃のままでいたかったのだ。
でも、最後は前進しようね、
しんのすけが言ってたように。
日々前進すること。